バンドルの変更 - 把握することが重要
Oracle 社は、Fusion Cloudアプリケーションの新機能を継続的に開発しており、最新かつ最高の開発状況を継続的に把握することができるという大きなメリットがあります。しかし、アプリケーションが急速に開発されているということは、Oracle 社が四半期ごとに実施するバンドルの変更に常に対応する必要があるということでもあります。
例えば、2018年に「Oracle Fusion Project Contract Billing Cloud Service」のOracle クラウド サブスクリプションを、以下のクラウドサービスを利用する権利も含めて購入している場合があります。
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Oracle Fusion Project Billing
- Oracle Fusion Project Contracts
- Oracle Fusion Enterprise Contracts Management
- Oracle Fusion Transactional Business Intelligence for Projects
しかし、Oracle 社は2019年6月にこのクラウド サブスクリプションの販売を終了することを決定し、代わりに「Oracle Fusion Enterprise Resource Planning Cloud Service」のサブスクリプションに機能をバンドルしました。
この「Oracle Fusion Enterprise Resource Planning Cloud Service」には、以下のような複数の個別のクラウドサービスが含まれています。
- Financials クラウドサービス
- Fusion Financial Reports Center クラウドサービス
- Advanced Collections クラウドサービス
- Revenue Management クラウドサービス
- Grants Management クラウドサービス
- Project Contract Billing クラウドサービス
- Project Financials クラウドサービス
- Project Management クラウドサービス
- 請求書の自動処理
- Fusion Transactional Business Intelligence クラウドサービス
そのため、初期の機能要件を更新したい場合は、別のクラウドサブスクリプションを更新する必要があります。ただし、このクラウド サブスクリプションでは、ホストされた指定ユーザー1人あたりの価格が高くなる可能性があります。