スクリプトは誰が実行するのですか?
ツールを実行するには、オペレーティング システムとデータベース にアクセスするための必要なすべての資格要件が必要です。Superuser権限で実行することが情報を収集するための最も確かな方法です。
- Windowsの場合は、次の情報が必要です。
- Windows管理者のユーザ名とパスワード
- WebLogic、Tuxedo、または OAS 管理者のユーザー名とパスワード
- Unix/Linux の場合は、次の情報が必要です。
- root/sudoユーザのユーザ名とパスワード
- WebLogic、Tuxedo、または OAS 管理者のユーザ名とパスワード
Oracle DatabaseおよびE-Business Suiteの情報は、SQL*Plusを介してデータベース自体から収集されるため、このツールには、互換性のあるSQL*Plusがインストールされたローカルおよびリモートマシンのどちらかからデータベースに接続することが可能です。OS のユーザ資格情報を使用してローカルに接続し、データベース接続資格情報を入力してリモートに接続します。ツールはローカルで実行することをお勧めします。その場合、実行中のすべてのデータベースインスタンスを検出し、それぞれのインスタンスに対して、SYSDBAとしてインスタンスへの接続を検出します。
Real Application Clustersを利用しているデータベースインスタンスでは、実行中のすべてのインスタンスからデータベース情報を収集する必要があります。コンテナデータベースを利用しているデータベースインスタンスでは、すべてのプラグ着脱可能なデータベースとCDB$ROOTコンテナからデータを収集する必要があります。
仮想化テクノロジー(Sun Solaris Zones、IBM LPAR、Oracle VMなど)上にOracleプログラムがデプロイされている場合は、付属のCPUクエリで必要なデプロイと使用状況に関する情報を収集します。VMware上にOracleプログラムをデプロイしている場合、LMS Collection toolは必要な情報をすべて収集できるわけではありません。代わりに、PowerCliスクリプトを実行してVMwareインフラストラクチャの完全な概要を提供するようにOracle社から依頼されます。