トイザらス社、Azure 仮想デスクトップによるリモートアクセスで継続性を確保

お客様について

トイザらス・アジア社は、玩具、ゲーム、レジャー用品、教育用品、およびベビー用品を扱うアジア最大の小売業者です（Babies "R "Usブランド）。香港に本社を置き、ブルネイ、中国本土、香港、日本、マレーシア、シンガポール、台湾、タイを含むアジア全域で、470以上の店舗と10,000人以上の従業員を擁し、フィリピンとマカオでは85以上の店舗のライセンスを取得しています。

トイザらス（アジア）リミテッドは、独立した法人として運営されており、全世界の他のトイザらス社の現在または過去の事業会社から財務的に独立しています。

課題

COVID-19パンデミックの深刻さが明らかになるにつれ、トイザらス・アジアの経営陣は、従業員にリモートワークにシフトするように警告を発しました。しかし、会社のノートパソコンを持ち、重要なシステムへアクセスができる仮想プライベートネットワーク（VPN）を持つ従業員はごく僅かでした。従業員に共有するための十分な数のノートPCがなかったため、ITチームは、リモートで業務を遂行しながら、従業員の安全を守るために、すぐに実行できる効果的な代替手段を必要としていました。.

ソリューション

幸いなことに、トイザらス社はCOVID-19が出現する前からSoftwareOneと長年にわたるITサービスの関係を築いていました。SoftwareOneの従業員と相談しながら、Microsoft Azureを利用したVDI（Virtual Desktop Infrastructure）を構築する提案がすぐになされました。このソリューションは、個人のノートPCやデスクトップPCを使ったリモート機能を実現し、ユーザーがオフィスにいるかのようにアプリケーションにアクセスできるようにするものです。

事業継続性を維持するためには、VDIシステムを迅速に稼働させることが不可欠でした。トイザラスは、導入スケジュールを2週間以内に設定しました

リモートオフィス機能を有効にするためのプロセスを早くしたいと考えていました。SoftwareOneのエキスパートの助けを借りて、1週間でVDIを導入し始め、香港の約30人のユーザーでテストを開始しました。2週目には、アジア太平洋諸国の250人以上のユーザーが運用開始しました。

– Carment Fung, Regional Head of IT, Toys “R” Us Asia.

現在、このシステムにより、リモートユーザーはオフィス内のコンピュータを使用しているかのようにバックボーンのビジネスアプリケーションにアクセスできるようになっています。トイザらス社とSoftwareOneは、アプリケーションアクセスの標準プロトコルを構築する第二期VDIの構築に向けて、今後も協力していく予定です。