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Oracle LMS Collection Tool どのような条件で利用できるのか?

SoftwareOne blog editorial team
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最近、Oracle社はいくつかの変更を行いましたが、そのうちのひとつは監査条項で、もうひとつは監査チームです。これらについては以前のブログでも述べましたが、さらに、Oracle LMSは、製品がどこで頒布され、使用されているのかを特定するための独自のツールを開発したという事実にも触れました。それがOracle LMS Collection Toolです。Oracle LMS Collection Toolとは何か、何をするツールなのかは別のブログでも説明していますので、ここではその使用方法を見てみましょう。準拠しなければならない特定の条件はあるのでしょうか?このツールの結果を自分で分析して、ライセンス条件とその下でのライセンス コンプライアンスの状態を分析できるのでしょうか?その答えは続きをご覧くさい。

ライセンス契約書

LMS Collection Tool の使用を開始した時点で、このツールの一部であるライセンス契約に同意する必要があります。これに同意しなければ、ツールは動作しません。しかし、このライセンス契約書には実際に何が書かれているのでしょうか?この契約書の最も重要で関連性の高い部分を分析しながら詳しく見てみましょう。

法的拘束力

LMS Collection Toolを使用する際に、お客様は、それに付随するライセンス契約に同意する必要があります。それはOracle America Incとの間で結ばれる法的拘束力のある契約です。

準拠法

本契約は、米国カリフォルニア州の実体法および手続き法に準拠します。問題が発生した場合は、カリフォルニア州サンフランシスコまたはサンタクララの裁判所に苦情を申し立てる必要があります。 与えられた権利

お客様はプログラムの使用状況を測定、監視、および/または管理するという限定的な目的をもって、 LMS Collection Toolを使用する権利を得るものとします。また、この目的をもって、代理店および請負業者(アウトソーシングを含む)はLMS Collection Toolを使用することができます。LMS Collection Toolを内部データ処理や商業目的または生産目的で使用したり、ソフトウェアをその他の目的で使用したりすることはできません。

保証

Oracle 社は、LMS Collection Tool がエラー無しで、または中断されずに実行されることを保証するものではありません。法律で禁止されていない範囲で、LMS Collection Tool は「現状のまま」提供され、いかなる種類の保証もありません。

テクニカル サポート

Oracle社のテクニカル サポート部門は、LMS Collection Toolのインストール、構成、および/または使用中のテクニカル サポートを提供しません。

責任の制限

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いかなる場合も、Oracle社は、お客様または第三者が蒙った間接的、偶発的、特別な懲罰的または結果的な損害、または利益、収益、データまたはデータ使用の損失に対して責任を負わないものとします。本契約に起因または関連して発生する損害に対するOracle社の全責任は、契約、不法行為、その他にかかわらず、いかなる場合も、1,000 米ドルまたはお客様がOracle社のライセンス契約に基づいてOracle社に支払ったプログラムのライセンス料のいずれかの金額の大きいほうを超えないものとします。

セキュリティとプライバシー

Oracle社は、お客様によるプログラムの使用状況の測定、監視、または管理を支援するために、お客様の情報(個人情報、本ソフトウェアを使用している顧客または第三者のシステム、および/またはオラクルが関連するサービスを実行するためにアクセス権が提供されているシステム上に存在するデータを含む)にアクセスしてデータ収集する場合があります。Oracle社は、Oracle Services Privacy PolicyおよびOracle Corporate Security Practicesの条件に従って、情報およびデータを扱います。また、プログラムに適用されるオラクル ライセンス契約の条件に従って、関連するデータを機密情報として扱います。Oracle Services Privacy PolicyおよびOracle Corporate Security Practicesは、Oracle社の裁量で変更されることがありますが、Oracle社が当該情報を保持している期間中、情報が収集された時点で有効なOracle Services Privacy PolicyまたはOracle Corporate Security Practicesに規定されている保護レベルを大幅に低下させることはありません。

結論

Oracle社の標準監査条項の変更により、LMS Collection Toolをサーバー上で実行し、その結果の出力ログファイルを共有する必要があります。監査条項が明記されたライセンス契約書の条件は、交渉の余地はありません。Oracle社は、LMS Collection Toolがエラーなく、または中断されずに実行されることを保証しません。また、オラクルサポートは、インストール構成および/またはツールの使用中、ならびにこのツールの使用に起因する損害(パフォーマンスの問題、システム停止など)が発生した場合のテクニカル サポートを一切提供しません。

お客様は内部データ処理のためにLMS Collection Tool を利用することはできません。言い換えれば、プログラムの使用状況を測定、監視、および/または管理する以外の目的でツールを使用することは許されていません。これは返せば、内部の定期監査のために、LMS Collection Tool を継続して使用することができるということです。

ライセンス要件が何であるかを知るために、LMS Collection Tool の出力ログファイルを完全に理解することは難しいでしょう。そのため、深い知識と分析スキルが必要となりますが、当社はそれをお手伝いします。Oracle LMS Collection Toolによって収集されたRowデータの意味合い(ライセンスの観点からも商業的な観点からも)を理解せずに共有することは、決して良い考えではありません。特に、Oracle社の監査を受けているエンドユーザーのほとんどが何らかの問題を指摘されるのが常識だからです。

Oracle社のコンプライアンスを適切に管理する唯一の方法は、定期的な内部ソフトウェア ライセンス監査を実施することです。これにより、コンプライアンス上の問題を早期に発見できるだけでなく、これにより、コンプライアンス上の問題を早期に発見できるだけでなく、利用可能なライセンスを最適化し、ソフトウェアの使用量を監視し、財務リスクを低減し、最終的にはコストを削減することができます。どのようにしてこれを行うのでしょうか?答えは至って簡単です。Oracle社が使用しているのと同様の測定ツールや方法論を使用しているライセンスの専門家に依頼することです。

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