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シャドーITを排除する5つのメリット

シャドーITを排除する5つのメリット

もしかしたらシャドーITは組織にそれほど悪い影響を与えないのではないか、と考えている人もいるかもしれませんが、それは誤りで、シャドーITは確実に組織に悪い影響を及ぼします。

シャドーITは常に陰に潜んでおり、コンプライアンス状況、財務状況の健全性、およびセキュリティに深刻な脅威をもたらします。

個人用デバイスから忍び込んだ、一見無害に見えるようなアプリが組織に害をもたらす可能性があるのです。

 

しかし、シャドーITのことを本当に懸念しているとしても、実際にそれがどこにあるのかをご存じですか?ほとんどの組織はシャドーITを探そうとする際、実際にどこを探せばよいのかを把握していません。これを見つけ出すためには、潜在的な原因を理解することがとても重要です。

どこを探せばよいのかを分かって初めて、シャドーIT排除のスタート地点に立つことができます。

この後の章は、シャドーITを排除することのメリットと、根本的な原因を分析することを意識しながら読み進めていただけると幸いです。

シャドーITを排除する5つのメリット

1. データの統合 

シャドーITは、IT部門が知らないうちに従業員がプログラムやプロセスをダウンロードすることによって作り出されます。

こういったことが起こる大きな理由の一つに、従業員がどんどんITに詳しくなっていることが挙げられます。従業員が自身の効率化のために独自にアプリやプログラムをダウンロードする、アプリを自前で作成する、または各自の個人用デバイスを使用する、などを行うことにより、これらを把握する必要があるIT部門に大きな負荷がかかるようになりました。

全体としてみれば、これは本来は統一するべきである、機能的に重複したアプリケーションが社内に多数出回っていることを意味しています。組織がこれらの利用情報を集約すれば、統合前よりも簡単に情報へのアクセス、制御、および分析を行うことができるようになります。

一か所に情報を集約することにより、工数やリソースを節約でき、飛躍的に効率を上げることができるのです。

2. コストの効率化

貴重なリソースといえば、シャドーITを排除することによるコスト面でのメリットについてお話しします。

どのソフトウェアを、だれが、どれだけ所有しているかを把握していないと、どれだけのコストがかかっているかを把握することはできません。それは、莫大なお金を何も知らずにムダに支払い続けることにつながってしまう可能性があります。

これが、組織がすべての認可されていないソフトウェアの利用情報を取得するべき理由です。何を所有し利用ているかをより詳細に把握することができれば、何が削減可能か、または再配置ができるかを知ることができます。目標は、本当に必要なものだけにお金を払うことです。これにより、組織は不必要な消費を削減し、大きな節約をすることができます。

3. デジタルトランスフォーメーションを実現する

IT部門と組織の他の部門との視点が揃っていなかったり、単に両者の調整が十分でなかったりすることがあります。全員が違う方向を向いていると、IT への依頼が承認される前に、従業員が何かをダウンロードしたいという気持ちが強くなるかもしれません。

要約すると、時にはコミュニケーション不足が原因でシャドーITが発生することもあるということです。そして、ある意味では、この問題を指摘することは、実際には良いことなのです。シャドーITを排除するためには、各部門がどのタイプのシャドーITを最も利用しているかを分析する必要があります。そうすることで、IT部門が各部門の個別のニーズを理解し、そのニーズの核心に光を当てることができます。最終的には、組織内のデジタルトランスフォーメーションを推進し、IT部門と他部門とのコミュニケーションを強化することができます。

4. コンプライアンスの向上支援

シャドーITを排除することのもう一つのメリットは、GDPRなどのデータプライバシー法へのコンプライアンスを確保できることです。GDPR は EU 市民の個人データとプライバシーを保護することを企業に求めていますが、これはデータが保護されているかどうかを確認する前に、データがどこにあるかを知る必要があることを意味します。シャドー IT がわずかに存在するだけでも、組織がコンプライアンスから外れる可能性があるため、すべてのデータ規制を理解しておくことが非常に重要です。

さらに、2020 年以降には、カリフォルニア州保護法などの新しい法律が登場します。この州特有の規制は、カリフォルニア州の住民のプライバシー権と消費者保護を強化することを目的としています。他の州が追随する可能性があるため、この規制には注意してください。

5. セキュリティの向上

シャドーITは深刻なセキュリティリスクをもたらします。従業員が使用する未知のソフトウェアが増えれば増えるほど、攻撃者が組織のデータやインフラを攻撃する方法が増えます。シャドーITは、フィッシングやランサムウェア攻撃に組織を開放する可能性があり、サイバー犯罪者は個人のモバイルデバイスなどの安全でないエンドポイントを狙う可能性もあります。

そのうえ、データの損害が発生した場合、IT部門は陰で利用されているソフトウェアを認識していないため、攻撃の全容を知ることができません。つまり、脅威が継続的な問題になる可能性があるということです。しかし、未知のアプリケーションを排除することで攻撃手段を減らすと、IT部門はサイバー脅威に対して、後手を踏むことなく先回りして対応できるようになります。したがって、シャドーITを削減することは、実は組織のセキュリティを向上させるための素晴らしい方法なのです。

リモートワークがシャドーITに与える影響についての注意点

シャドーITにおけるリモートワークの潜在的なリスクは、注意するべき大きな要因です。在宅勤務は、組織のすべてのメンバーが自分なりの「普通」の定義を見つける必要があります。ある社員は自分の生産性レベルを知りたいと思い、仕事の進捗状況を把握するためにアプリをダウンロードすることを考えるかもしれません。また、積極的に監視されていないことを利用して、会社が定めるプロセスを完全に回避してしまう社員もいます。つまり、従業員がルールを曲げて、コミュニケーションやコラボレーションツールを勝手にダウンロードして、シャドーITを生み出してしまう可能性があるということです。

世界中で在宅勤務する企業が増えている現在、無許可のソフトウェアには潜在的な脅威があることを組織に改めて周知徹底する必要があります。さもなければ、無許可のソフトウェアダウンロード数が増加し、組織が困難な時期を迎えている最中に脆弱性を抱えてしまう可能性があります。

シャドーITの排除を躊躇してはいけない

このように、シャドーITは無視できるものではありません。どこにでも存在します。そして、あなたの組織はシャドーITをどうやって排除しようかと途方に暮れているかもしれませんが、SoftwareONEはそのプロセスを簡素化するためにここに存在しています。デジタルトランスフォーメーションの加速からセキュリティの強化まで、シャドーITの排除には多くのメリットがあることがわかりました。ですから、躊躇する必要はありません。今すぐシャドーITの排除を始めましょう。

今すぐシャドーITの排除を開始する

シャドーIT を排除することは難しいことではありません。ソフトウェア資産を完全に可視化し、シャドー IT のない状態にすることで、より早くメリットを享受できるようにします。

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